デニスブラウンじゃない?③

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装具をオーダーするにあたって夫がいくつか疑問を持っている話の続き。

デニスブラウンじゃない?②
デニスブラウン装具を着けるものだとばかり思っていたら、片足装具の提案を受けた話の続き。夫が気にしていたポイント夫(理詰めタイプ)が気にしていた主なポイントは以下デニスブラウン装具のメリット/デメリット片足装具のメリット/デメリット片足装具を...

質問と回答

仲介役になって夫からの質問を主治医の先生に伝えました。

以下、先生のお話を自分なりに解釈した内容です(よって正確ではない可能性があります)。
※個人差があることを大前提とします。

デニスブラウン装具について

<良い点>

  • 内反足治療における世界的にスタンダードな治療法で、事例が多数ある
  • (初期の)片足装具と違い膝の曲げ伸ばしが可能

<気になる点>

  • 両足が繋がった状態で固定される
  • 本人が嫌がって装着が困難/負担になる事例が少なくない
  • 片足内反足の場合特に、筋力がある方(内反足でない方)の足の力で脱げてしまうケースがある

片足装具と比較すると、複合的な要因で日常生活への支障が大きい印象を持ちました。
また、良い治療成績を収めるには「矯正を維持する(装具を決められた時間、正しく装着する)」ことが何よりも大切。
装着時間が短くなるほど矯正を維持できず、再発など治療成績に悪影響を及ぼす可能性が上がるリスクが気になりました。

片足装具(初代)について

<良い点>

  • (デニスブラウンと比較して)装着を嫌がられにくい
  • 両足が繋がっていないため左右の足をバラバラに動かすことが可能(片足内反足の場合、動きを制限されるのは片足だけ)

<気になる点>

  • デニスブラウンほど事例が多くない
  • 長下肢装具で膝が90°に固定されるため、デニスブラウンと違って膝の曲げ伸ばしが不可能。

比較的矯正を維持しやすく(重要)、日常生活への支障もデニスブラウンより少なめという印象。
※どちらの装具を選択したとしても装着時間(数ヶ月は常時装着、以降は寝る時だけ装着)は同じ。

しいて言えば膝の曲げ伸ばしができないことで筋力が低下しないか(気にしなくていいレベルなのか?)が少し心配なくらい。

片足装具を提案する背景

両足内反足の場合でも片足装具×2を提案しているという先生。
夫が特に気にしているポイントは以下でした。

  1. なぜ片足装具を採用しているのか
  2. 一見良さそうに思える片足装具が存在するのに、なぜ両足装具の方が普及しているのか

片足装具を採用している理由

病院の開設時から長年片足装具による治療を行っており、一定の成績を収めてきた。
デニスブラウンの普及率と公表されている実績を鑑みて数年間デニスブラウンを採用していた時期もあるが、それまで蓄積されてきた院内の片足装具実績と比較して再発率が若干上昇したため、片足装具に戻したという経緯がある。
矯正を維持しやすいという点も高く評価している。
とはいえ片足装具をゴリ押ししている訳ではないため、希望に応じてデニスブラウンの製作も可能。

両足装具が普及している理由

世界的に普及している両足装具には、オーダーメイド品だけでなく既製品も存在する。(既製品はデニスブラウン装具と呼ばないのかな?)
アメリカから世界に普及した装具だが、品質の良い治療を低い医療費(子供に至っては助成制度によりほぼ無料🙏)で受けられる日本のような国は稀なため、比較的安価で済む既製品が普及しやすかった等が一因として考えられる。
※あくまで可能性の一部。

デニスブラウン⇄片足装具に途中変更した場合の見解

希望があれば作り直しのタイミングで変更可能。
途中で装具を変更することによる治療面のメリットやデメリットはなし。

私たちの選択

つまり、どちらの装具にすれば早く治るとか、より確実とか、再発しにくいといったことは言えない。
中長期的目線で評価するもの、かつ内反足の重度や装具の装着時間、個人差による面も大きいのでそこは理解できました。

上記内容を夫に伝えた結果、
私たちは病院の方針に則り片足装具で治療を進めることに決めました。

全国的には(世界的にも)少数派なのかもしれないけど、私たちは病院と先生、そして次男の力を信じて進みます🍀

※と言っても歴史のある大きな病院なので、情報が少ないだけで片足装具で治療した/してる患者さんの絶対数がすごく少ないわけではないと思ってる。

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